一口に電動自転車といっても、大きく二つのグループに分かれます。それぞれの特徴についてご説明します。

電動自転車

電動自転車、フル電動自転車という表現で紹介されるタイプです。
いわゆる原付、ミニバイクといわれる二輪車に積まれたエンジンの代わりに、電動モーターが装着された乗り物を指します。
ペダルが付いている車種と、バイクのようにステップが付いている車種があります。
自転車のように足でペダルを漕がなくても、アクセルやスイッチ操作ひとつで動きます。
公園など、一般車両の乗り入れが禁止されている場所での利用はできません。
一方、公道を走る場合にはナンバープレートやウインカー、ヘッドライト、ブレーキライトなど保安部品が必ず必要で、運転時には原付免許が必要になります。また、ヘルメットの装着が必須です。

電動アシスト(つき)自転車

電気モーターとバッテリーが装備されたペダル付きの自転車です。
自分の足でペダルを漕いで進みます。電気モーターがサポートしてくれますので、向かい風や坂道などでも軽く漕ぐことができます。
ナンバープレートやウインカー、ヘッドライト、ブレーキランプなどの保安部品は不要です。
運転に特別な資格もいりません。
ヘルメットの装着も義務ではありませんが、安全のために自転車用ヘルメットを使われることをおすすめします。